気候と安全保障に関するEU、米国およびNATOの共同記者発表
<日本語仮抄訳>
ジョゼップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長、米国のジョン・ケリー気候担当大統領特使、北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長およびフランス・ティーマーマンス執行副委員長は6月21日、ベルギー・ブリュッセルで会合し、気候変動が平和と安全保障に及ぼす影響について討議した。
彼らは、気候変動と環境悪化は地球にとって実存的脅威であり、安全保障と防衛にとっても直接的かつ深刻で増大する悪影響を及ぼしていることを改めて強調した。
そのため、NATOとEUは、気候変動が安全保障に及ぼす影響に対処するための協力を今後も強化していく。NATOの「気候変動と安全保障行動計画」と、EUが近く発表する「気候変動と環境悪化が平和、安全保障および防衛に及ぼす影響に関する共同コミュニケーション(政策文書)」に基づき、両者は、気候変動と安全保障の影響に関する対話強化の可能性を探っていく。
原文はこちらをご覧ください(英語)。
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