＜日本語仮抄訳＞

ジョセップ・ボレル欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EU・東南アジア諸国連合（ASEAN）年次閣僚級会合、ASEAN地域フォーラム（ARF）閣僚級会合、およびいくつかの二者間会合に出席するため、8月3日から5日まで、カンボジアを訪問する。

訪問中、上級代表はカンボジアのフン・セン首相およびASEAN議長国のミャンマー特使でもあるプラック・ソコン副首相兼外相と会談する予定である。二者間協議では、新型コロナウイルス感染症のパンデミック後の復興、ロシアのウクライナに対する戦争とその国際的影響、地域協力およびミャンマーにおける憂慮すべき事態の展開に加え、今年ASEAN議長国を務めるカンボジアとEUの間の関係の深化に向けた取り組みに焦点を当てる予定である。

ボレル上級代表は8月4日には、フィリピンと共に、EU・ASEAN年次閣僚級会合の共同議長を務める。同会合でEUとASEANは、パンデミックからの復興、貿易、ルールに基づく持続可能な連結性、気候変動、研究および安全保障など、今後5年間（2023年～2027年）に二者間協力を深める予定の幅広い分野を提示する新たなEU・ASEAN行動計画を採択する。12月にブリュッセルで開催される、全EU加盟27カ国の首脳が参加する、初めてのEU・ASEAN記念首脳会議に向けた準備も、今般の会合の討議の中で大きな位置を占める。

原文はこちらをご覧ください（英語）。

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