ボレルEU上級代表、日本の林外相と電話会談
<日本語仮訳>
ジョゼップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、長野県軽井沢町で開催される主要7カ国(G7)外相会合に関連して、日本の林芳正外務大臣と電話会談した。
ボレル上級代表は、4月15日に和歌山県で発生した爆発事件に関して、岸田文雄総理にお見舞いを申し上げた。また、新型コロナウイルス感染のため、今般のG7外相会合のために訪日できないことについて、遺憾の意を表明した。
ボレル上級代表と林外相は、日本のG7議長国としての優先事項について議論し、相互の関心である外交政策上の問題について総括した。両氏は、多国間の場面におけるEUと日本の連携やG7の文脈における緊密な関与を歓迎した。
ボレル上級代表は、現在の地政学的および地域的状況において、中国と北朝鮮に関するG7の議論の重要性を強調し、インド太平洋地域における志を同じくするパートナーとの協力関係の継続の必要性を強調した。
地政学的な不安定さと安全保障環境への圧力の高まりを認識し、EUと日本は、多国間の場における強力な協力の継続の必要性を表明した。両者は、平和と安全の追求のための二者間協力を拡大する意思を表明した。
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