＜日本語仮抄訳＞

欧州委員会からハイレベル代表団が来週、ニューヨークで開催される第78回国連総会に出席する。ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、マレシュ・シェフチョビチ執行副委員長、ジョセップ・ボレル欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼副委員長、ドゥブラヴカ・シュイツァ副委員長およびイルヴァ・ヨハンソン、ヤネス・レナルチッチ、ユッタ・ウルピライネン、ヴィルギニユス・シンケヴィチュウス各欧州委員は、1週間の間で世界各国の首脳たちとイベントや会合などを共催・参加し、1週間を通じて多くのハイレベルの2者間会合を開催する。

第78回総会は、ロシアのウクライナに対する侵略戦争とその世界的な影響やサヘル地域の情勢など、複雑な危機や紛争を背景に開催される。過去最大の人道的ニーズ、気候変動による緊急事態、健康危機、そして世界各地における民主主義と人権の後退は、どの国も単独では対処できない課題である。効果的な多国間主義は気に入れば選択するのでなく、誰一人取り残さないための唯一の選択肢である。

本年の国連総会でEUは、持続可能な開発目標（SDGs）の実施の加速化、国際的なガバナンスの強化および共通の目標達成に向けた国際的なパートナーシップの構築の3つの主要優先事項に注力する。これらの優先課題は、この先一年間の国連におけるEUの行動を形作るものである。

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