欧州委員会、民主主義を守るべく、内潜的な外国からの影響を明らかにする施策を提案
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は本日、2024年の欧州議会選挙を前に、「民主主義の防衛」に関する施策群を採択した。これらの施策の中心となるのは、政策や意思決定および民主的空間に影響を与えることを目的とした、第三国のための利益代表活動の透明性と民主的説明責任を強化するための法案である。また、自由で公正かつ耐性のある選挙と、市民および市民社会組織の政策決定への参加を促進することを目的とした2つの勧告も含まれている。
今般の施策群の目的は、より透明性をもって外国からの干渉の脅威に取り組むと同時に、市民関与や民主主義への市民参加を促すことである。
最近のユーロバロメーター(欧州連合世論調査)によれば、欧州市民の81%が、われわれの民主主義体制に対する外国の干渉は対処すべき深刻な問題であると考えている。今こそ、外国による隠然たる影響力に光を当てるべき時である。
原文はこちらをご覧ください(英語)。
EUについてさらに知りたい場合は、日本語のオンラインマガジン『EU MAG』をご覧下さい。