南シナ海における危険行為に関するEU報道官の声明
<日本語仮訳>
欧州連合(EU)報道官は本日、以下の声明を発表した。
「EUは、8月31日の南シナ海におけるフィリピンの合法的な海洋活動に対する中国海警局船舶の危険な行動を非難する。この事件は、過去数カ月間に起きたこのような行為の最新のものであり、海洋における人命の安全を脅かし、国際法の下で全ての国が有する、航行および上空飛行の自由の権利を侵害するものである。
EUは、国連憲章、国連海洋法条約(UNCLOS)および海上における人命の安全に関するその他の関連国際規範、ならびに2016年の南シナ海仲裁判断が常に支持され、尊重されるべきであると主張する。これには特に、武力または威圧の行使の禁止、航行および上空飛行の自由の権利が含まれる。
EUは、これらの国際法上の原則を損ない、地域の平和と安定を脅かす、いかなる不法で緊張をつくる威圧的な行動も非難する。
EUは、緊張の緩和を求めるとともに、域内外において正当な権利を行使しようとするパートナーを引き続き支援していく」
原文はこちらをご覧ください(英語)。
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