イラン核合意の調整役としてのボレルEU上級代表の声明
<日本語仮訳>
ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。
「本日、フランス、ドイツ、イギリス各国の外務大臣から、包括的共同行動計画(JCPoA)の実施に関する書簡を受け取った。
外相たちは、イランがJCPoAの下での約束を履行していないとの懸念を表明し、この問題をJCPoA紛争解決メカニズム(DRM)下の合同委員会に付託したことを想起している。
外相たちは、イランが2019年以来不遵守であり、JCPoAのDRMを通じて解決されていないと考えるとした。彼らは、2023年10月18日のJCPoA移行日にさらなる制裁解除に関する措置を取らない意向を表明した。
彼らの要請に従い、私はこの書簡を他のJCPoA参加国、すなわち中国、イランおよびロシアに回付した。私はこのプロセスの調整官として、今後の進め方についてJCPoA参加者全員と協議する。
私は、JCPoAの回復と協定の完全な実施の再開に向け、引き続き全力を尽くし、いかなる努力も惜しまない」
原文はこちらをご覧ください(英語)。
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