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EU代表部、本年の国際女性デーを記念し、女性の政治参画に関するセミナーを開催

駐日欧州連合(EU)代表部は35日、国際女性デーを記念するセミナー「平等かつインクルーシブな女性の政治参画に向けてーEUと日本の経験から考えるー」を衆議院第一議員会館にて開催しました(協力:JOICFP、国連広報センター 東京)。

同セミナーの冒頭、欧州委員会のヘレナ・ダッリ平等担当欧州委員および加藤鮎子男女共同参画・女性活躍担当大臣はビデオメッセージで、昨年は日本の主要7カ国(G7)議長国の下で協力が進み、男女共同参画が大きな焦点となったことを指摘。社会的、経済的、政治的生活において女性と女児が活躍できる社会を目指し、協働し続ける決意を示しました。

クオータ制と地方議会レベルでの女性参画に焦点を当てた二つのパネルセッションでは、日欧の国会議員、専門家、大使らが男女共同参画に向けた課題と協力の可能性について活発な議論を行いました。

ジャン=エリック・パケ駐日EU大使は、閉会の挨拶で「ジェンダーの代表性を高めることは、国民や公共政策にとってより良い結果をもたらします」と述べた上で、「ジェンダー平等を推進する社会が必要ですが、それにはリーダーシップも必要です。私たちにはリーダーシップが必要です」と強調しました。

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