「EUがあなたの学校にやってくる」EU外交官、全国各地の高校で出張授業
10月30日~31日、今年で17回目となる「EUがあなたの学校にやってくる」プロジェクトが行われます。駐日欧州連合(EU)代表部ならびにEU加盟国大使館の大使14人を含む34人の外交官が、日本国内の高校37校を訪問し、EUや自身の出身国について出張授業を行います。
今年は、元旦に発生した能登半島地震の被災地との連帯を「チーム・ヨーロッパ」として示すため、ジャン=エリック・パケ駐日EU大使をはじめ8人の外交官が被災地の高校を訪問し、復興に対するEUの継続的な支援を直接伝えます。
2007年に初めて実施されたこのプロジェクトは、日本の若者が外交官と直接交流し、欧州への理解を深めるまたとない機会となっています。大きな成功を収めているこの出張授業は、人的交流の促進に寄与しており、今年は外交官らが1万1,000人以上の生徒と交流します。
こうした訪問を通じて、若者たちは、EU加盟国の豊かで多様な文化だけでなく、より広い世界やEUの歴史、今日EUが果たしている役割について知識を深める機会を得ることができます。プロジェクト開始以来、EUの外交官は47都道府県の1,100校以上を訪問し、延べ約49万人の生徒に対し出張授業を行ってきました。「EUがあなたの学校にやってくる」は、今年日本での設立50周年を迎えたEU代表部にとって、最も成功したプロジェクトの一つとなっています。
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